レートに興味を持ち、厳選・育成は終わったものの、全然勝てるパーティーが組めないと初心者は必ず思います。
僕も良くわからないままやっていたので、勝てない時期が続きました。
しかし、パーティー構築はいくつかの条件を満たしていれば、ある程度勝てるパーティーになります。
その条件や構築のコツについて紹介していきます。
目次
主なパーティーの形
パーティーと言っても様々な形があります。それらを説明していきます。
対面構築
目の前の敵を倒すことに特化した構築。
第6世代のガブガルゲンなどです。
抜きエース
剣の舞・竜の舞などを積んでいき、全抜きを狙う構築。
起点役で場を有利にし、抜きエースで積んでいきます。
受けループ
防御やHPが高いキャラを使い、相手を毒などで倒す構築。
現在は火力のインフレが激しく、あまり勝てない構築となっている。
天候構築
雨や砂嵐などの天候により優位に立てるポケモンを使い、戦う構築。
ぺリグドラと呼ばれる雨パやバンドリと呼ばれる砂パが例。
サイクル
相手の場にいるポケモンに対し有利なポケモンを出していくパーティー。
現在のレートの主な構築で、よく使われている。
今回はサイクルと抜きエースが混じったようなパーティー構築についての説明です。
一応サイクルメインです。
構築のコツと注意点
簡単に説明してしまうと
- 物理特殊アタッカーのバランス
- タイプ相性・補完
- 持ち物
の3つです。
細かく説明していきます。
物理特殊アタッカーのバランス
パーティー全員が物理か特殊に偏っていると、防御か特防が高いポケモンに勝ちづらくなります。
それを防ぐためですね。
絶対にきれいなバランスを意識する必要はないと思いますが、仕上げ時には気にしましょう。
タイプ相性・補完
サイクル戦を意識するときに最も重要です。
同じタイプのポケモンは極力入れない。あるポケモンの弱点をカバーできるポケモンを入れる。といったことをします。
そう言われても難しいと思うので、もっと簡単に考えると「地面・電気・ドラゴン・フェアリー・飛行(ふゆう)」のポケモンを入れましょう。
これらがいるだけで、まともな感じになります。
持ち物
持ち物は被って持たせることが出来ません。それは当然注意しなくてはなりません。
他にも戦いやすくなるコツがあります。
それはメガ進化は2体・Zクリスタルは1つまでを意識することです。当然ちょうどその数持たせなくてはいけないわけではありません。
どちらも1試合で1つしか使えないものです。
メガシンカの同時選出は少ないでしょうが、メガ枠が多いと選出の幅が狭くなります。
Zクリスタルは同時選出してしまいがちなので、その危険を無くすために1つにします。複数体に持たせると選出の幅が小さくなるのも理由です。
これらを踏まえて、1つのパーティーの構築例を紹介します。
パーティー構築のやり方と例
1.使いたいポケモンを決める
初めに1~2体使いたいポケモンを決めます。この時決めたポケモンを基準に構築を進めます。
今回はリザードンとボーマンダを選びました。どちらもメガ枠です。
リザードンはXかYかで悩みましたが、Xとボーマンダの並びが強いと聞いたので、Xに決定。
2.タイプ相性・補完を考える
先ほど言った「地面・電気・ドラゴン・フェアリー・飛行(ふゆう)」を目安に考えていきます。
すでにドラゴンは2体いるので、ドラゴンタイプのポケモンは入れたくないですね。飛行もいるので無理に入れる必要はなさそうです。
まず、ボーマンダと相性が良い地面タイプのマンムーを入れましょう。
フェアリーは個人的な信頼の厚いミミッキュ。電気は催眠を防げるカプ・コケコにしました。
3.苦手な敵に対する有効打を入れる
何が苦手かはある程度使ってみて、感じ取ってください。見ただけで分かるほどやっているなら別ですが。
この並びは、メガギャラドスに全員倒されます。びっくりするぐらいの刺さり様です。
なので、確実に有利が取れるマリルリを入れます。
4.見直す
この時に見るのは「物理特殊アタッカーのバランス」と「タイプ相性・補完」です。
まず、アタッカーのバランスは物理に寄りすぎていますね。ボーマンダを両刀にしたとしても、残りの特殊がコケコしかいません。
タイプはフェアリーが3体と多すぎます。鋼タイプがいないので、毒タイプのポケモンが重いですね。
この2つを解消する方法を考えましょう。今回はミミッキュを特殊型ギルガルドに変えると良い感じになりそうです。
5.持ち物を決める
リザードンとボーマンダはメガ石確定。
マリルリはオボン、ギルガルドは弱点保険で良さそうです。
マンムーは初手に出してステロを撒いてほしいので、襷にします。
コケコは火力の無さを補うため、命の珠を持たせましょう。
今回はZ技を使わない形になりましたね。
参考になったでしょうか?
あくまで「超初心者向け」です。何度も遊んでいって、自分に合う形の構成方法を見つけてください。