日本人は自己主張ができないと言われます。それはほかの国と比べると良く目立ちますね。
そのため自己主張ができないことが原因で、困ることもあるはずです。
- 頼まれたことを断れない
- 迷惑していることに対し、我慢してしまう
などは良くある話です。
自己主張に対する苦手意識は、考え方と工夫で改善できます。
自己主張できる人になりましょう。
目次
他の国との違い
まずは自己主張をする国として有名なアメリカとの違いを知り、日本の考え方を知りましょう。
それが役に立ってきます。
大きな違いとして文化が目立ちます。
アメリカは自由の国なので、多くの種族や文化といった個性があります。多くの個性があるからこそ、自分を主張しないと陰に隠れてしまいます。
そして、それらをお互いに認め合うのです。それゆえに自己主張に抵抗がないのでしょう。
そのためか逆に自己主張しない人は情けないといった考え方もあります。
こう見ると日本との違いが出てきますね。
日本は島国で多くの種族がいるわけでもなく、それぞれの人に大きな違いを感じません。
お互い同士が何となくわかっているからこそ、自己主張が発達しなかったのでしょう。
そのためしつこい自己主張は忌み嫌われます。
こうなってくると日本でアメリカのようなガツッとした自己主張はできません。
日本ではどのような自己主張をすればよいのでしょうか？
日本の自己主張に対する考え
日本は自己主張を良く思っていません。自分勝手だと思ったり、邪魔だと思う人が多いです。
それゆえに日本人は言いたいことを言いません。
それなのに自己主張しないと自分を持っていないと思われる。何とも面倒です。
そうは言っても、自己主張を良くする人はいます。
そのような人の自己主張の大半は、自分勝手でなければ邪魔でもない。
これは上手な自己主張ができているからなんです。
日本ではがっつりとした自己主張が嫌われ、しないのも嫌われます。
程よい自己主張というのが日本において、好まれるのです。
その程よい自己主張を知りましょう。
上手な自己主張の仕方
優しさやオブラートに包む、下手に出るのがポイントです。
「私はこう思います！」といった言い方も意見の交換が盛んであれば、受け入れてもらえるでしょうが、嫌がられることもあります。
「私はこう思うのですが、どうでしょうか？」などと相手の意見を聞く形として、自分の意見を伝えると聞いてもらいやすいです。
何かを断る時は「すみません」と下に出て、「また今度お願いします」などと決して嫌なわけではないとアピールするのが良いでしょう。
人の心理として適当な理由があると受け止めやすいので、理由も言うといいですね。
迷惑していることに関しても優しさは大切です。
強く言わず「やめてもらえますか？」というのが良いでしょう。
このように言い方次第では、自分にとって言いやすく、相手に受け止めてもらいやすい自己主張をすることが出来ます。
自分の意見や考えを押し付けるような自己主張ではなく、上手く相手に伝わるような自己主張を身につけましょう。
